競馬初心者はワイドBOX・単勝・複勝のどれがおすすめか?

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☑競馬を始めたばかりの初心者で、ワイドやボックスの意味を教えてほしい

☑上司や競馬歴の長い人に複勝かワイドで攻めるのがオススメと言われたんだけど、ホントに?

☑ワイドと複勝どちらが当たりやすいですか?

☑単勝とワイド、当てるのが難しいのはどっち?

競馬初心者の方にとって、このような疑問が出るのは自然なことです。

そこでこの記事では、「ワイド・ボックスの意味」と「競馬初心者はワイドボックス・単勝・複勝のどれを買うのがおすすめか?」を解説していきます。

競馬初心者が知っておきたい「ワイド・ボックス」という買い方

まずは、「ワイド」と「ボックス」の意味を正しく理解しましょう。

ワイドやボックスの意味が分からず、さらに難易度の高い馬連や三連単を買って損することのないように。

【ワイドとは?】

正式名称が「拡大馬番号二連勝複式勝馬投票法」という、3着までに入る2頭の組み合わせを買う馬券。

3着までに入る2頭の組み合わせとはどういうことか?

実際のレースの払い戻し画面を見ていきましょう。

画像引用元:https://jra-van.jp/

上記画像では、ワイドの的中が「2-11」「11-16」「2-16」となっています。

言い換えれば、「1着馬ー2着馬」「1着馬ー3着馬」「2着馬ー3着馬」が的中ということです。

つまり、ワイドは3通りの的中馬券が出ることになります。

【ボックスとは?】

選んだ馬同士のすべての組み合わせを同一金額で買える馬券。

仮に②⑪⑯の3頭ボックスを上記のレースで買っていたとすると、買った馬券全てが的中となるわけです。

馬連ボックスだった場合は、「1着馬ー2着馬」の組み合わせの「2-11」のみが的中となります。

上記のレース場合は「馬連14,630円」で、ワイドが全て的中したとしても「ワイド4,840円」となって、「ワイド全部的中するより馬連当てた方がいいじゃん!」と思うかもしれません。

しかし、これが「1番人気→4番人気→7番人気」の順で決まった場合はどうでしょう?

1、2着が上位人気の2頭で3着に人気のない馬が入った場合、馬連よりワイドの合計的中金額が上回るという逆転現象が起きることがあります

このように入線順によっては、馬連よりもおいしい馬券にありつける可能性があるのがワイドの1つの魅力なのです

ワイド・単勝・複勝それぞれの難易度は?

競馬初心者にワイドボックスをおすすめしているのを鵜呑みにするのは危険です。

当てやすい順に行くと、①複勝②単勝③ワイドの順になります

16頭立ての場合、馬券を的中させる確率は単純計算で、複勝だと3/16(18.75%)、単勝だと1/16(6.25%)、ワイドだと3/120(2.5%)になります。

16頭立てのワイドは全部で120通りもあるのです。

そのうち、的中は3通りのみです。

ワイドに比べて単勝の場合3倍、複勝の場合だと9倍当たりやすくなります

当たりやすくなる分も少なくなるのでは?

こう考える方もいるかもしれません。

あなたの想像通り、馬券の難易度が上がれば配当も高くなります。

一説によると、複勝の平均オッズは約4.2倍単勝の平均オッズは12.8倍ワイドの平均オッズは31倍(3点合計)と言われています。

三連単になると2436倍になります。

その分的中率も3360通り(16頭立ての場合)なので、0.03%と「当てるの無理なんじゃない?」というレベルにまで落ち込みます。

競馬初心者は、まずは単勝・複勝を軸にワイドにも挑戦してみるのが、大ケガをせずに馬券を買いながら競馬を楽しむ方法なんじゃないでしょうか。

ワイドが当たるようになると…

馬連や馬単を的中させるには下手を打っても2着までに入る馬、ワイド・三連複・三連単を当てるには最悪3着以内に来る馬を当てる必要があります。

そうなると、すべての馬券の基礎となるのは単勝と複勝だということが分かります。

そして、ワイドが当たるようになるとさらに難易度の高い三連複・三連単も狙えるようになるのです。

競馬初心者に限らず、すべての馬券は1頭だけを当てる単勝・複勝が当たらないとそもそも話にならないのです。

まとめ

競馬初心者はワイドBOX・単勝・複勝のどれがおすすめか?

・馬券の基本は単勝・複勝

・難易度が低い順だと①複勝②単勝③ワイド

・配当が高い順だと①ワイド②単勝③複勝

ここまで読んでいただいて申し訳ありませんが、一概に「初心者だから○○がおすすめです」とは言えません。

それはあなたが的中率を重視するのか、回収率を重視するのか、はたまた「勝ち負けはいいから馬券を買って楽しみたい」のか、何を重視するのかによって違うからです。

ですので、競馬歴の長い方や先輩の意見を取り入れながら、自分に合ったスタイルを探すというのが唯一の正解になります。

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