2018年に年間最高獲得賞金46億6,023万5,000円を樹立し、2020年もそれに迫る賞金総額45億3,913万円を獲得したルメール騎手。
JRAの1着賞金の最高は、ジャパンカップと有馬記念の3億円です。
両レースともに約2分30秒後には決着がつきます。
騎手の取り分は賞金の5%。
つまり、2分30秒で1,500万。
分給にすると、600万円!!!
レースの2分30秒以外はお金は発生しないので、57分30秒無給でも時給62万5,000円のお仕事をしたことになります。
実際はレースが30分ごとで組まれているので、前後のレースの結果次第で時給はもっと上がります。
しかし、時給62万5,000円や分給600万の仕事とは羨ましい…。
余談ですが、昔島田紳助さんが当時の阪神タイガースの抑えの切り札、藤川球児投手の1球当たりの金額を計算したそうです。
その結果、1試合出てきて800万、1球投げて60万くらいだったそうですよ。
ルメール騎手の過去5年(2016~2020年)の年収推移
年収ガイドによると…ルメール騎手の過去5年(2016~2020年)の年収は、下記のとおりです。
2016年・・・2億3,627万円
2017年・・・2億4,248万円
2018年・・・2億6,659万円
2019年・・・2億565万円
2020年・・・2億6,202万円
騎手の平均年収は4,000万弱なのでルメール騎手はその5倍以上稼いでいると思われます。
4,000万円以上稼いでいる人の所得税率は45%なので、所得税を抜けば1億4,000万ほどになります。
ルメール騎手の年収を他のプロスポーツと比べてみた
一般的なサラリーマンからすれば、年収数億など夢のまた夢です。
しかし、他のスポーツ選手に比べて騎手が稼げるのでしょうか?
プロ野球の場合
読売新聞によれば、2021年度にプロ野球選手の平均年俸は4,174万円です。
平均を比べれば騎手とほぼ同じですが、2021年度の最高年俸は以下の通りです。
1位・・・田中将大投手(9億円)
2位・・・菅野智之投手(8億円)
3位・・・柳田悠岐選手(6.1億円)
JRAの騎手ではルメール騎手がトップなので、プロ野球選手と比べたら平均はほぼ同じでも、騎手だけでは稼げる額に天井があると言えます。
しかし、プロ野球選手の場合、どれだけ期待されて入団しても1年目は年俸1,500万円です。
その点、騎手は騎乗回数や勝ち星次第では、1年目から1億稼ぐことも可能な世界なのです。
サッカーの場合
「サカマネ.net」によると、2021年のJリーグの選手の平均年俸は3,218万円です。
平均だと騎手を下回ります。
1位のイニエスタ選手が全体の平均をかなり押し上げている印象があります。
イニエスタ選手は例外として、多くの選手はレギュラーとして活躍すれば年俸1億円くらいいくと考えていいでしょう。
野球もサッカーも、海外に行けばもっと年俸が上がる場合もあります。
意外と知られていませんが、競馬はドバイは別格として、海外より日本の方が稼げるのです。
コメント