競馬のファンファーレって何種類あるんですか?
「このレースにはこの曲」とか、レースごとに決まりがあるのでしょうか?
中央競馬では、函館競馬場~小倉競馬場まで計10種類の競馬場があります。
GⅠのファンファーレは2種類あるのは知ってるけど、どう使い分けているのでしょうか?
実は、中央競馬のファンファーレは全部で21種類あります。
この記事では、全21種類がどのように使い分けられているかを紹介していきます。
最後の1種類を知っていると、グッと玄人感が出て、一緒に競馬に行くお友達から尊敬の眼差しを向けられるかも!
競馬のファンファーレはレース条件によって3種類ある
競馬のファンファーレには、レース条件によって3種類(一般レース、特別レース、重賞レース)あります。さらに、競馬場ごとに5種類に分かれます。
- 札幌・函館競馬場(作曲:鷺巣詩郎)
- 福島・新潟競馬場(作曲:服部克久)
- 東京・中山競馬場(作曲:すぎやまこういち)
- 京都・阪神競馬場(作曲:宮川泰)
- 小倉・中京競馬場(作曲:川口真)
この5種類の区分で、それぞれレース条件別に3種類のファンファーレが使われています。
あらかじめ録音されている音を流している場合が多いですが、夏競馬の重賞では生演奏されることもあります。
ここまでで15種類です。
GⅠのファンファーレは東西2種類+1
中央競馬で行われるGⅠのファンファーレは3種類あります。
GⅠのファンファーレは、関東(東京・中山)と関西(京都・阪神・中京)で別れているのをご存じの方も多いと思います。
GⅠの中で宝塚記念だけは、一般公募によってえらばれたファンファーレが使われているのはご存知ですか?
先ほどの15種類に3種類足して、ここまでで18種類です。
障害レースは条件別に2種類
障害レースは競馬場関係なく、「GⅠ」と「それ以外」の2種類のファンファーレがあります。
ここまで20種類を紹介してきました。
重賞でもないのに特別なファンファーレを使うレースがある
2002年に創設されたレースで、長年競馬をやっている方でも、このレースだけ特別なファンファーレが使われているということを意外と知らない人も多いかもしれません。
そのレースは、例年中京競馬場で行われる「名鉄杯」です。
このレースは、名古屋鉄道の特急用車両で使用されているミュージックホーンをアレンジした独自のファンファーレを名鉄ブラスバンド部が生演奏したり、場内のターフビジョンやグリーンチャンネルの中継画面では、GⅠと同等かそれ以上の演出がされるレースになっています。
まとめ
最後に、これまで紹介した21種類のファンファーレが全て聞ける動画を用意しました。
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